まずトリュフの中心となるガナッシュを作る。プレーンチョコレートは包丁で細かく刻み耐熱性のボウルに入れる。鍋に熱湯と水とを同量加えてボウルを浮かし、チョコレートが完全に溶けるまでゴムベラでかき混ぜる。
※レシピポイント参照

別の小鍋に生クリームを入れ、沸騰しないように弱火で2分ほど加熱する。それを溶けたチョコレートの入ったボウルに加え、全体がよくなじむまで混ぜ、好みで洋酒を加える。

エッグカップまたは同じサイズのおちょこを6個用意し、正方形に切ったラップを敷いてガナシュの半分の量を等分に注ぎ分ける。粗熱が取れるまで5分ほどおき、中心にラズベリーをひとつづつ、実の半分くらいまで埋め込む。その上から残りのガナッシュをかぶせる。ラップの上部をひねってカップから取り出し、丸く整えて再びカップに戻す。冷蔵庫で15分ほど冷やして固める。

ガナッシュが固まる間に求肥を作る。切り餅を1cm角くらいに包丁で刻み、生クリームと水とともに鍋に入れて中火にかける。2分ほどで柔らかくなってくるので、弱火にしてヘラで鍋のふちにもちを押し付け、延ばしながら全体を混ぜる。

餅に手で小さめに割ったミルクチョコレートを加え、なめらかに練り上げる。

乾いたまな板に粉末ココアを大さじ1/2振り、その上に求肥を置きさらに全体にココアを振りかける。ラップを巻いた綿棒で5mmくらいの厚さの長方形に伸ばし、6等分に切り分ける。

カップから取り出したガナッシュを切り分けた求肥で包み、丸いトリュフの形に仕上げる。上から残ったココアを振りかければできあがり。いただくときにナイフで半分に切ると、中から赤いラズベリーがのぞいてかわいい。